
ベリノハラファームのこだわり 「木と対話しながら育てる」
私たちは、ブルーベリーをポット・養液栽培という手法で育てています。
高品質の果実が育つと評判のこの手法でしたが、農園を始める前は懐疑的で、本当に美味しいブルーベリーができるのか確かめるために各地の農園を巡りました。
そして、たくさんの農園を巡るなかで、同じ栽培手法であっても農園によって品質の優劣があることに気づき、
やはり味の決め手は「生産者の技術」にあるということを実感しました。
各地で理想の味を模索し続けるなか、ついに雑味のない豊かな風味を持つ本物のブルーベリーを生産する農園に出会います。
その生産者の方から学ぶ機会を得て、背中を押していただいたことが私たちの転機となり、ベリノハラファームは本格始動しました。
約2年間、農園に通い詰めて育成の手ほどきを受けながら、繰り返し言われたのが「木をよく見る」ということ。
葉の茂り方、色、枝の伸びなど、よく木を見ていると人間と同様に体調やご機嫌までわかり、木と対話ができているような感覚になります。
美味しいブルーベリーを育てるためには、技術以上に果樹と接する姿勢が大事ということを教えていただきました。
その教えを胸に、木と対話しながら大事に育てたベリノハラファームのブルーベリーは、濃厚で弾けるような色つやを湛えています。
ブルーベリーは追熟しない果実なので、本当の美味しさは農園にしかありません。
約40品種・440本の希少な完熟の味わいを、ぜひ体験していただきたいと思います。

おいしさの秘密
山梨県特有の寒暖差
山梨県は、昼夜の寒暖差が激しく、果実の栽培に適した内陸性気候の地域です。
上野原市もこの内陸性気候の特徴を持つうえ、相模川の支流が流れる複雑な地形をしています。
この地形が夜間に冷たい空気が山から下りてきて溜まる「冷え込み」を作り出します。
果実は夜の気温が高いと代謝が活発になり、日中に蓄えた糖分をたくさん消費してしまいます。
逆に夜の気温が低いと糖分の消費がおさえられるため、甘い果実に仕上がるのです。

用水路もいい仕事してます
ベリノハラファームのど真ん中には、幅2メートルの農業用の用水路が通っています。
これが天然のクーラー&加湿器の役目をして、ブルーベリーの育成を助けています。
日中は、水が蒸発して周囲の熱を吸収するので、水路周辺は数度温度が低くなります。
蒸散によって湿度も保たれるので、熱い日中でもブルーベリーの葉が気孔を開き、光合成を効率よくおこなって糖分を蓄えます。
そして、夜は冷たい水が冷え込みを助けて、夜の呼吸による糖分の消費を抑えてくれています。



